歯磨きの方法

日常生活で歯磨きは欠かせないものの一つです。
しかし、毎日歯を磨いていても虫歯になったり、歯が黄ばんできた、なんてことはありませんか?

多くの人は間違った歯磨きをしていると言われています。
間違った歯磨きをしていると、何度も虫歯を繰り返したり、歯周病にもなったりします。

健康な歯を保つためにも、正しい歯の磨き方をしっかりチェックしましょう。

歯ブラシは濡らさず、持ち方はペンを持つように

歯を磨く前に歯ブラシを濡らして歯磨き粉を付ける人も多いと思います。
しかしそれは間違ったやり方です。

歯ブラシを濡らして磨いてしまうと歯磨き粉の泡立ちが良くなり、しっかりと磨いた気分になってしまうのです。
泡立ちが良いから十分に磨いたと思いがちですが、実は歯にはまだ多くの汚れが残っています。

歯ブラシは歯磨き粉だけつけ、濡らさずに磨いて泡立つことで、しっかりと磨かれたことになります。

また、歯ブラシを持つときの持ち方も大切です。
ペンを持つときと同じように、3本の指で持って磨いてください。

そうすることで歯磨きをするときに力が入りすぎないので小回りがききやすく、磨き残しが減ります。
よくあるのが5本の指で持って磨いていることなのですが、そうすると力を入れすぎてしまい、歯ぐきを傷つけてしまいます。

歯磨き中に出血がある人は3本の指で持ち優しく磨いてみてください。

歯並びに合わせて磨く

歯並びに合わせて歯を磨く時に大切なのが『磨く回数』です。
1か所を30回以上を意識して磨きましょう。

歯ブラシの毛先を歯と歯ぐき(歯肉)の境目、歯と歯の間にきちんと当て、軽い力で小刻みに動かすことが歯磨きの基本です。
歯ぐき(歯肉)は45度の角度に毛先をあてて歯ブラシを5mm幅程度で動かしましょう。この時に力を入れすぎると出血の原因になります。

また、歯並びがでこぼこしている人は一本ずつ歯ブラシを縦にあてて毛先を上下に細かく動かしましょう。

汚れが溜まりやすい場所を意識して磨く

歯垢や食べカスが溜まると虫歯や歯周病になる可能性があります。
汚れが溜まる場所を意識して磨きましょう。

・歯と歯の間
・歯と歯ぐきの境目
・歯並びがでこぼこしている所
・生えている途中の歯
・奥歯のかみ合わせ

以上のところが汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病になりやすい箇所です。

歯磨きをするときによくやってしまうのが歯の表面を磨くこと。
大切なのは『歯と歯の間』の汚れを落とすことです。

奥歯を磨くときは歯ブラシの角度を45℃にすることで、歯と歯の間に毛先が入り、汚れが落ちやすくなります。
前歯を磨くときは歯ブラシを縦にして磨くと歯茎の間の汚れが落としやすいです。
それ以外の歯は、歯と歯ブラシが真っ直ぐになるように磨きましょう。

磨く順番を決める

どこから磨いても大丈夫なのですが、磨く順番を決めることで効率よく磨ける上に、磨き残しが軽減されます。
普通の歯は2本ずつを目安に磨き、傾いた歯などは1本ずつ磨きましょう。

嘔吐反射などで歯磨きをしている時にえづいてしまう方は奥歯から順に磨いていくと他の歯も磨きやすくなります。

ただ、あまりにも嘔吐反射が酷くなると歯ブラシを口にいれただけでえづくようになったりしますので、奥歯を磨きたいという方は歯ブラシが小さ目のブラシを選ぶのをオススメします。

歯磨き粉はフッ素入りのものを選ぶ

フッ素は歯のエナメル質の修復を助ける・歯のエナメル質を強化して、酸に強い歯にする・虫歯菌の働きを弱め、酸を作り出す力を弱くするなどの虫歯予防効果があります。

それ以外にもフッ素には再石灰化を促す効果もあるので、歯垢(プラーク)の除去だけでなく、再石灰化によって、酸で溶けた成分を歯に戻して修復してくれます。

また、フッ素はむし歯予防に働きかけてくれるので口の中に留まるほど効果的です。

歯磨きをした後は何度も口をゆすぐのではなく、1~2回程度のゆすぎで歯磨き粉の効果が得られるでしょう。

歯ブラシは自分に合ったものを選ぶ

歯磨きをしているとよく出血する、ちゃんと磨いたのに汚れが取れてない…そんな人は自分の歯と歯ブラシが合っていないかもしれません。

一般的にブラシの大きさは、上の前歯2本くらいの大きさが目安です。
奥歯をしっかりみがきたい方は、奥まで届くように小さいものがいいでしょう。

ブラシの硬さは歯茎が健康な方は普通のブラシ、歯茎が痛んでいる方はやわらかめのブラシがオススメです。

また、ブラシの列は3~4列あり、毛先が尖っているものだと歯と歯茎の間にブラシが入り込み汚れが取れやすくなるのでそちらもおすすめです。

歯ブラシの交換は一ヶ月を目安に変えましょう。

歯ブラシを濡れたまま放置しない

歯を磨き終えた後に水を切って歯ブラシを置きますよね?
しかしそれでは歯周病菌が増殖してしまいます。

水気の多い場所は雑菌が好む場所です。お風呂場や台所には置かず、風通しのいい乾燥している場所に置きましょう。

水で流し終えた歯ブラシはティシュなどで水気をふき取るだけでも雑菌の増殖防止になります。

また、会社や持ち運びの歯ブラシはケースやキャップにも雑菌が多くついています。
歯ブラシの水気を取るだけでなく、ケースとキャップも定期的に洗いましょう。