昨日までは普通だったのに、次の日からじわじわと親知らずが痛くなったという経験がある人も多いはず。
痛みはどれくらい続くのか、原因、対処法などをご紹介したいと思います。
親知らずが突然痛くなった原因
親知らずが突然痛くなる原因は歯茎になります。
親知らずは生えてくる時に奥の歯茎を突き破って出てきます。歯茎が押される時や歯茎が開く時に痛みとして感じます。
親知らずが突き破った歯茎は汚れが溜まりやすい状態になっています。口の中に細菌が多い人はその歯茎に細菌が感染し、歯茎が腫れ痛みを引き起こします。
また、噛み合う親知らずが先に出ている場合、後から生えてきた親知らずの歯茎を噛んでしまい傷ができ痛みが出ます。上の親知らずが先に生え、下の親知らずが生えてくる時に噛んでしまうことが多いです。
痛みが続く期間
親知らずがまっすぐに出てきてくれれば痛みはすぐに治りますが、横や斜めに生えてきている場合、奥の骨に引っかかると親知らずが出てこられず、止まってしまい痛みが続くことがあります。
まっすぐ生えている場合は1週間~2週間ほどで痛みは治まりますが、横や斜めに生えている場合はまっすぐ生えている親知らずに比べて、痛みが長くことが多いです。
また、痛みのピークは症状が発生してから2~3日と言われています。
痛みを抑える方法
どうしても痛みが我慢できないという人は、自分でできる対処法を試してみましょう。
薬を飲む
痛みが強い時は痛み止めを飲むのがおすすめです。
薬局などで売られている痛み止めでも、歯医者で処方される成分と似たようなものが多くあり、痛みを抑えてくれる効果があります。
注意事項を確認し、自分に合った痛み止めを飲みましょう。
親知らずの周囲を冷やす
痛みがあり、歯茎が腫れている場合は親知らずを冷やすことで痛みが軽減されます。
冷えピタや保冷剤などを頬に当てると親知らずの周りの炎症が抑えられます。
痛いほうの歯に刺激を与えない
硬いものや刺激が強いものを食べると、痛みが出ている歯茎がさらに痛みを増してしまいます。
食事をする時は痛みのある側ではなるべく硬いものや刺激のあるものなどは食べないようにし、柔らかいものを食べるようにしましょう。
まとめ
親知らずがまっすぐ生えている人は、生えてきている途中の痛みを我慢すればその後は綺麗に生えますが、横や斜めに生えている人は生えかけの時の痛みが治まっても、生え方の悪さから、虫歯や歯周病など別の痛みが発症する可能性があります。
痛みがひどい、その後痛みが出てくるのが怖いという方は一度歯医者に行って診てもらうことをおすすめします。
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